管理人について

ブログ開設のきっかけ

初めまして、当ブログ管理人の「いっちゃん」と申します。

今はスーツ大好き、ビジネスシーンやプライベートシーンでのスーツ着用のマナーを把握していますが、実は社会人になるまではスーツに全く興味のない人間で、『スーツはただ着れば良いもの』という認識でTPOに合わせたスーツの着こなしができていませんでした。上司から『スーツを正しく着こなすことは社会人としてのマナーである』と言われたことをきっかけに、スーツの正しい着こなしについて学ぶようになりました。

スーツはいかに体にフィットしたものを選ぶかが根底にあり、そこから派生し、スーツの色、形状、ワイシャツ、ネクタイ選びとTPOに合わせて正しく着こなすスーツのマナーの奥深さに気づきました。それからはスーツの着こなしについて学びを深め、ビジネスシーンだけでなくプライベートシーンでもスーツスタイルを楽しめるまでになりました。

スーツ離れ

近年コロナ禍の影響によりリモートワーク、在宅ワークが徐々に定着し、スーツ離れが加速し、紳士服業過に逆風が吹き荒れているニュースを目にします。

管理人
管理人

スーツ好きの私にとってはとても悲しいニュースです。

近年の私達にとってスーツはもはや時代遅れなのでしょうか。仮に時代遅れのファッションと化したとしても、スーツ文化は決してなくならないとは感じます。やはりフォーマルな場に必要なのはフォーマルな衣装であり、スーツはその代表だからです。

子供の頃の記憶では、「働く男」=「スーツ」であった。電車に乗ればスーツを着たサラリーマンがひしめき合い、各々が仕事という戦場に向かっていく光景を見て、いつか自分もそうなりたい、スーツをビシッと決めてバリバリ仕事をしたいとういう欲求に駆られました。

かつてスーツは働く男にとっての戦闘服であったが、働き方が多様化した現在では、脱スーツ化が進むことで私服勤務が当たり前となり、スーツを着用する機会も徐々にだが減少傾向にあるのを感じます。機能性を重視する時代、無駄なものは排除し最適な結果だけを求めると、一見スーツは不要な存在に思えてきます。

スーツのメリット

脱スーツ化の流れに伴いスーツを着用する機会は完全になくなり、もはやスーツは不要となるのでしょうか。私はそうは思いません。仮にスーツを着る機会が減ったとしても、フォーマルな場所にフォーマルな衣装は欠かせません。就職面接の場、商談の場、ビジネスに関する場だけでなく、プライベートな場でもカジュアルなスーツを着用する機会はあります。人は見た目が9割と言われる世の中、スーツが人に与える影響は単に見た目の良し悪しだけではありません。スーツを着用することのメリットをいくつか挙げてみましょう。

人間性を推し量る物差し

スーツを正しく着こなせているかどうかの判断は、相手の人間性を推し量る物差しとして活用することができます。ビジネスマナーはスーツの着こなしにも当てはまり、ヨレヨレのスーツ、体格にあっていないスーツ、アンバランスなネクタイや、ワイシャツとのスーツコーディネートは、相手に不快感を与えます。

人は見た目が9割と言われる厳しい世の中。太った人は自身の食事管理が適正ではない→だらしないという烙印を押されてしまうのと同じで、スーツを正しく着用しないことは、常識的な人間ではない→ビジネスパートナーとして相応しくない烙印を押されてしまいます。このように、皆が共通して着用するスーツの着こなしを見ることで、相手がどのような人間なのかを判断することができます。

好印象なイメージを与える事ができる

スーツを着用することで他人に真面目、知性的なイメージといった好印象を与える事ができます。普段スーツを着用しない人が、就活や面接など必要に迫られてスーツを着用した時に、私服時とのギャップを感じる人は少なくありません。スーツは相手からの信頼感、期待感を獲得するツールとして大いに機能します。スーツの色合いによっても相手に対して与えるイメージを変化させる事ができ、フォーマルなブラックは真面目で硬派なイメージを与え、ネイビーはクールで知的なイメージを連想させませう。このようにスーツとういう衣装を着用することで、相手に対してプラスな印象を与える事ができ、まさに男の戦闘服として機能します。

組織の一体感やモチベーションアップの創出

スーツには大切な役割があり、それは組織としての一体感の創出です。心理学では「ユニフォーム効果」という用語があり、これは働く人各々が同じユニフォーム(スーツ)を着用することで、一体感を無意識に感じ、連帯意識が芽生え仕事の精度向上に繋がります。

またスーツを着用することで自身の仕事のモチベーションアップにも繋がります。気持を仕事モードに切り替えるための必須アイテムとして機能し、私服で仕事をする場合に比べスーツを着用し仕事をすることは、やる気や集中力向上にもなるのではないでしょうか。

カジュアルスーツへの期待

時代の変遷に伴いファッションの流行が変化していくように、スーツにも変化が訪れています。それがカジュアルスーツです。ビジネススーツは固い印象、かっちりとした印象があるが、カジュアルスーツは全体の印象が柔らかく、カフェやレストラン、デートや休日のプライベートな時間にも違和感なく使用でき、ビジネススーツに比べ汎用性が高まります。

コロナをきっかけに働き方の多様性が増え、全体としてスーツの需要は減ったかもしれないが、カジュアルスーツを容認した服装規定やドレスコードを見直す会社が今後増えていくと予想されます。

ファッション感覚でスーツを着用することで、スーツファッションの楽しみを感じ、仕事へいくモチベーションアップにも繋がるのではないでしょうか。

ブログを通して発信したいこと

実際に自身がスーツを正しく着こなせるようになってくると、昔の上司のように今度は私が部下や周りに目がいくようになり、正しくスーツを着こなせている人の少なさに気づき危機感を感じました。人は見た目が9割、ビジネスでは特に第一印象がビジネスの成功にも影響します。

スーツを正しく着こなせるようになってからは、周りから褒められたり、コミュニケーションが円滑になり、上司や取引先の仕事相手からの信頼を獲得できるなど、メリットが沢山あることにも気づきました。自身が学んできた知識や経験を活かし、当サイトを通して多くの方にスーツの着こなしの基本から応用まで学んでいただきたく思いサイトを開設しました。

最後に

時代の変遷とともに変化していくスーツ事情、決して暗い未来が待っているわけではなく、その時代に適したフォーマルな衣装としてスーツは進化し残り続けることでしょう。著者の周りでもカジュアルスーツを着用する人々が年々増えてきているのを感じています。スーツの一歩先へ進んだカジュアルスーツは、ジャケット、スラックス、ネクタイ、ワイシャツ、ベルト、靴、カバン等の組み合わせは無限大、違和感のない統一感あるコーディネートが求められます。

当サイトではプライベートスーツ、カジュアルスーツの発信をしていくので、是非ご参考にしていただければ幸いです。