ネクタイには色や長さ、生地以外に、「柄」の有無や柄に様々な種類があります。日本のビジネスシーンでは「小紋柄」、「ストライプ柄」、「ドット柄」、「ソリッド(無地)」が基本です。配色と柄の組み合わせの難しいネクタイは統一感のとれた組み合わせであればまとまりが生まれお洒落に見えます。
ビジネスシーンで基本となるネクタイの柄4パターンあります。各柄と特徴を理解しましょう!!
目次
ビジネス向けのネクタイの柄 4選
ビジネスシーンで圧倒的に使い勝手の良いネクタイの柄は4つあります。ネクタイは「カラー」「形」「柄」の3つの組み合わせのバランスが極めて重要です。柄を基点にカラーや形を決めていきましょう。
小紋柄
「小紋柄」とは小さな模様を規則的に、あるいは不規則に散らした連続性のある柄のこと。具体的な柄としては、花柄、ひし形、紋章などの小さいモチーフが並んだネクタイで、流行に左右されず、控えめだが知的、上品でセンスの良い印象を与えます。主張が控えめで悪目立ちしないので、上司やクライアントなど万人受けする柄の為、小紋柄は外せません。柄が大きく多色になるほど華やかさが増していきます。
ストライプ柄
「ストライプ柄」は、フォーマルにもカジュアルにも対応可能な万能な柄です。スポーティなイメージがあることから「爽やか」かつ「真面目」な印象を与えるストライプ柄のネクタイは定番柄として人気が高い柄の一つです。
ドット柄
「ドット柄」は水玉模様のことで、柄の大きさによって名称が変わります。小さいものから「ピンドット」「ポルカドット」「コインドット」なります。ドットの大きさによって他人に与える印象だけでなくフォーマル度も変わってきます。一般的に小さなドットほどフォーマル度が高く控えめで繊細な印象を与え、ビジネスシーンにふさわしく、上品なスーツスタイルを演出することができます。ドットが大きいほどカジュアルに、小さいほど落ち着いた印象を演出できます。
ドット柄は使い勝手が良く
どんなカラーとも馴染みやすいです。
ソリッド(無地)
「ソリッド」とは「無地のデザイン」のネクタイのことで、柄のない無難さがゆえ最もコーディネートがしやすく、汎用性の高いネクタイで、「品格」があり「誠実」な印象を与えます。
柄で差別化できない為、シーン別に生地を使い分けると良いでしょう。華やかなフォーマルシーンなら光沢がある上質な生地(シルク等)、カジュアルシーンなどではニット素材などを使用することで印象を大きく変えることができます。
汎用性が高くお洒落な柄
ペイズリー柄
「ペイズリー」柄は元々はスコットランドのペイズリー地方でこの柄の織物が量産されていたことから、ペイズリーと呼ばれています。日本の勾玉のような柄で、多彩で繊細なディテールが特徴です。
大柄で多色使いなもの個性的で目を引きやすく、カジュアルなものとされがちですが、クラシックな柄で格調髙い印象となります。特にオススメなのは小さめかつ間隔の狭いブラウンのペイズリー柄ネクタイ、高級感と重厚感を演出することができます。
チェック柄
「チェック」柄にも種類があり、格子柄、タータンチェック、マドラスチェック、ギンガムチェックなど伝統的な基本柄はそれぞれの名称で呼ばれ親しまれています。色数が多いとカジュアルに見えてしまうこともあるので、ビジネスにおいてチェック柄のネクタイは単色で細かな落ち着いた色味、グレンチェックなどがオススメです。
まとめ
本記事では基本的なネクタイの柄4選とさらに汎用性が高くよりお洒落に見せる柄2選を紹介しました。ネクタイはシーンごとの使い分けがとても大切です。色や柄によって相手に与える印象が大きく変わることからTPOによって使い分けることが大切です。
どのシーンにも対応できるよう、さまざまな種類のネクタイを持ち、日頃から着用した時に全体のバランスとマッチするかどうかを確認するようにしましょう!!
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