ジャケパンスタイルの着こなし方、コーディネートについて解説します。
時代の変遷に伴いファッションの流行が変化していくように、スーツにも変化が訪れており、それがビジネスカジュアルです。ビジネススーツは固い印象、かっちりとした印象があるが、カジュアルスーツは全体の印象が柔らかく、カフェやレストラン、デートや休日のプライベートな時間にも違和感なく使用できます。
カジュアルスーツを容認した服装規定やドレスコードを見直す会社が今後増えていくと予想される今、ジャケパンスタイルの着こなしをマスターし、流行に乗ったお洒落を楽しみましょう!!!
目次
ジャケパンとは
ジャケパンとは「ジャケット」と「パンツ」の略でスーツとは違い、上下で異なるジャケットとパンツの組み合わせです。
ジャケパンのメリット
1つ目は上下異なるジャケットとパンツの組み合わせなので、上下で合わせた時にぎこちなさがないか、まとまりのあるコーデになっているか、素材や色やアイテムの組み合わせを自分で選ぶ幅が広いので、ジャケパンを着こなせている男性は周りからセンスが良くお洒落上級者に見えます。
2つ目はスーツよりもコスパが良い事です。スーツは上下セットで決まっている為、ジャケパンと違いコーデに悩む必要はありませんが、スーツとして1通りしか表現できません。ジャケパンはジャケットとパンツを揃えるまではコストがかかりますが、揃ってしまえば着回しが自由なので、何通りも表現できます。また、スーツは上下どちらかが傷んでしまう着用できなくなってしまいますが、ジャケパンの場合パンツが傷んでも他で代用できるので総合的に見た時にジャケパンの方がコスパが良いです。
3つ目はプライベートシーンでも着用できることです。スーツをプライベートシーンで着用するとビジネス感が強く仕事感が抜けませんが、ジャケパンであればカジュアルさが高いのでデートや休日のプライベートな時間でも使用できます。ジャケパンは女性受けも良いのでディナーやカフェデートなどにも違和感なく使用できます。
ジャケパンコーデ 3選
それではジャケパンコーデについて3選ご紹介します。ジャケパンは上下の素材や配色が異なるので、ある程度コーデのセンスが求められます。上下ちぐはぐだと全体のバランスが崩れ逆にマイナスなイメージを相手に与えてしまいます。それ故自信がなく敬遠してる方は勿体ないので、是非今回ご紹介する王道スタイルから上級者スタイルまでを参考にし、よりお洒落を追求してみてください。
ネイビージャケット×グレースラックス
ジャケパンの王道スタイルといえば、ネイビージャケットにグレーのスラックスの組み合わせです。ネイビーとグレーの配色バランスはとても良く、お互いのカラーが程よくマッチします。ネイビージャケットは汎用性がとても高く、基本的にパンツの色が何色であろうとバランス良く着こなすことができるので1着は所有したいところです。
白シャツでも問題ありませんが、ネイビージャケットとサックスブルーシャツは相性がとても良いので、王道スタイルに少し変化を加えたい場合はシャツの色やネクタイの色に変化をつけるのも効果的です。
ライトグレージャケット×ブラウンスラックス
ネイビー同様、グレージャケットも汎用性が高く1着は持っておきたいです。グレーにも種類があり
(1)ライトグレー(2)ミディアムグレー(3)チャコールグレーの順に濃い色見となります。
ライトグレーやミディアムグレーのような淡い色、やや明るい色には、軽やかで優しく、爽やかな印象が備わっている為、季節では春~夏に着用すると季節とのカラーバランスが良く、より映えて見えます。一方、チャコールグレーのようにやや濃く、暗めの色には、上品で都会的な印象、さらに暖かみのある落ち着いた雰囲気になるのが特徴です。秋~冬に着用すると季節感とマッチします。
グレーの優しい印象は、ブラウンの穏やかで落ち着いた印象と相性がかなり良いです。ブラウンの色見に合わせて、3つのグレーカラーの内1つ決めて合わせると穏やかで重厚感を感じさせる仕上がりになります。
チャコールグレージャケット×ダークネイビースラックス
上級者の組み合わせは、チャコールグレージャケットとダークネイビースラックスです。グレー×ネイビーの組み合わせは無難で簡単なように見えますが配色バランスを間違えるとちぐはぐになってしまいます。そこで、グレーとネイビーそれぞれ濃いめを選択することで統一感が生まれます。なお、ジャケットとスラックスを濃いめにした場合、ネクタイの配色に注意しましょう。こっくり系カラーネクタイを取り入れることで高級感のある洗練された雰囲気に仕上がります。グレースーツの中でもチャコールグレーは汎用性が高くオススメです。
NGコーデ スーツ上×スーツ下
基本的には別種類のスーツの組み合わせはNG!!やってはいけません。
大半のスーツは上下セットで使用する事を目的としており、一般的なジャケットよりも肩周りがしっかりしていて、着丈も長めなので、違うスーツで組み合わせをすると全体的に重くなりダボついた印象になってしまいます。セットのパンツ以外とは色や柄がミスマッチになるケースも多く、ジャケパンスタイルへ応用するのは困難です。
まとめ
ジャケパンスタイルは上下で合わせた時にぎこちなさがないか、まとまりのあるコーデになっているか、素材や色やアイテムの組み合わせを自分で選択する裁量が大きい反面、下手な組み合わせをすると逆にマイナスなイメージになってしまいます。逆に配色バランスを間違えなければコスパもよく、様々なシーンにも適用できるので、今回ご紹介したコーデを参考に是非ジャケパンスタイルを楽しみましょう。ジャケパンの着こなし方については動画でも詳しく紹介しております。
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